競馬を始めてかれこれ20年以上経つ私です。
これまでほぼ毎週競馬予想をして、いい思いは勿論、苦い思いもたくさんしました。
スポーツとして、ギャンブルとして…そして人生の一部として勝負の楽しさや難しさを味わってきました。
そんな中で学んできたものは本当に普段の生活の中でも生きるものです。
競馬で『たらればは禁物』なんて常識です。
競馬予想を生業とする私たちにありがちなのは予想での『たられば』。
それに対し、まさに勝負の現場となるレース後の騎手や調教師のコメントでも『たられば』はよくある話です。
「あの不利がなければ…」
「馬群に包まれなければ…」
「出遅れなければ…」
されどそれが実力であり、勝負のあや。
真の実力者でもそういったことはありますので勿論例外もありますが、繰り返される言い訳のほとんどの場面でリベンジがなされることはありません。
なぜならその競技者は自身の実力を発揮することに集中できていないからです。
自身の力の及ばないことに(だいたい欲がらみで)思いを馳せている者に運は味方しないからです
この二つの事実は、私が競馬(ギャンブル)から学んだ1番大きなことです。
ぜひ上記が事実かどうか皆さんもお確かめください!
馬はそんなこと考えないでしょうが…笑
周りの人間の影響は大きいのでしょうね。
さてスプリンターズSにも同じ思いを抱かせる馬がいます。
春に降着によりG1のタイトルを逃した
クリノガウディー
「不利さえなければ…」
まさにムラ馬が、千歳一遇のチャンスを逃していては流石にセカンドチャンスはないでしょう。
スプリント路線GIIでは無類の強さを見せつつもG1ではワンパンチ足りない
ダノンスマッシュ
昨年のスプリンターズSも「包まれなければ…」
勝ち負けであったでしょう。
ただそこに理由はないのでしょうか。
安田記念でアーモンドアイを倒して、短距離路線での強さを見せている1番人気の
グランアレグリア
も「高松宮杯のように出遅れなければ…」
潜在能力は1番でしょう。
では…
昨年は得意の舞台で、スプリンターズS2着
今年得意とはいえない舞台で、ラッキーも重なり、高松宮記念1着
脚質からも、いつでも勝つ馬でないことは明白で、前走も敗れている
モズスーパーフレア
買うべきはどの馬か。
枠順をみれば明白です。
そしてこれだけ明確な走りをする逃げ馬がいるレース。
どれだけ中山1200の馬場が例年より時計がかかっていても、デュランダルでもない限り追い込み馬に出番は難しいでしょう。
2020 スプリンターズステークス
◎モズスーパーフレア
昨年に続いての◎。
枠が恵まれたのも勿論理由の一つですが、昨年のレースに言い訳を挟まず今年の勝ちを誓う松若騎手の言葉が何より頼もしいです。
この馬自身、昨年まではみられなかった粘りも今年はみせているだけに期待は大きいです!
◯グランアレグリア
いずれにしてもスムーズであれば必ず最後は差してくるでしょう。
逆転ならこれ。
▲ライトオンキュー
枠も絶好。
時計のかかる馬場が味方するならこの馬。
☆レッドアンシェル
前走でのブリンカー効果が真の覚醒であったとしたら…
この馬には13枠も悪くないでしょう。
△ダノンスマッシュ
△ミスターメロディ
△ダイアトニック
△ビアンフェ
馬券は
馬連◎ー◯▲☆△、◯ー▲ 8点
◎◯→◎◯→▲☆△
◎→▲☆△→◯
▲☆→◎→◯▲☆ 22点
グランアレグリアが好位につけたりしたらあっさりもあるかもしれません。
ただここは中山が庭(私と同じ!)の生粋のスプリンターの粘りを信じます!
確たる主役不在のスプリント路線、どんな流れになるでしょうか?!
来週からは、競馬場入場も再開されます。早く競馬を生観戦したいですね。
来週の予想は、毎日王冠です!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。