20年以上競馬を続けてくるとレースそれぞれの特徴のようなものが見えてきます。
正確に言えば見えて来たような気になります。
その印象や感覚は予想において結構大事な物。
以前も書いたことがありますが、私は過去のデータをあまり信じません。
もちろん競馬場の使用している芝の状況や形態、馬の輸送のやり方など…近しい状況では近しい結果になることもあるでしょう。
しかしそれは10年も続くものではありません。
人も物も、馬も進化していく。
例えば過去10年の傾向。
レースで脚質や有利な枠順…
上記したように多少の偏りはあるでしょうが、走る馬も騎手も違ってるのに意味ないですよね。
馬場の影響は近年とても大きいですが前年とは絶対に違います。
信じるのは出走する馬の残した走破時計や着順、ラップ構成など。
あとはレースに対する印象でしょう。
印象とデータは違います。
印象とはこのレースはこんな馬がくる。
こんな結果になるって抽象的なもの。
データのように具体的な物ではないです。
だから厄介でもあるのですが…
この感覚わかる方がいてくれたら嬉しいです。
競馬予想って同じ状況はないから面白いんですよね。
今年の3歳牝馬路線はお世辞にもレベルが高いとは言えません。
こんなふうにレベルが低い世代ってクラシックレースも荒れます。
それは印象の話。
しかし、そのレベルの低さの程度も毎年違うから…押し測るのが難しい。
結論から言えば今年のレベルの低さはそこそこです。
重賞の勝ち馬がコロコロ入れ替わっていても上位の顔ぶれはさほど変わらない。
本当にレベルの低い世代ではもっと重賞勝ち馬の惨敗が見られたりもするもの。
その最たる結果が桜花賞でしょう。
上位陣の顔ぶれに掲示板を外したことがある馬は一頭もいませんでした。
これだけ見てもシンプルに世代の中では本当に力がある馬が上位に来ていることがわかります。
これだけレベルに疑問がつけられる世代だとどうしても新興勢力に目が行きがちになるもの。
だからこそ軸馬は桜花賞組から選びます。
では新興勢力に出番はないかというとそうではありません。
上位の力は安定といいつつも荒れた桜花賞。
オークスも結果としてはそうなると踏んでいます。
人気は割れそうですが、桜花賞上位の馬に割って入れる新興勢力(印象からして人気薄の馬)を探していきましょう。
2022 オークス
◎スターズオンアース
評価のあがらない桜花賞馬。
前走がうまくいきすぎたとはいえ実力に疑う余地はありません。
◯サークルオブライフ
このレースに向けてマイナスになる要素がなく、プラス要素の多い馬。
気になるのは1番人気が本当に来るのって信じられない私の気持ちだけです。
▲ルージュエヴァイユ
ここまで3戦全てで最速上がりを記録。
前走は完全に鞍上の仕掛け遅れ。
もしかすると鞍上交代は陣営にとって願ったり叶ったりかもしれません。
☆エリカヴィータ
こちらはいかにもオークス向きの一頭。
鞍上も福永騎手と絶好です。
△スタニングローズ
△サウンドビバーチェ
△パーソナルハイ
△ニシノラブウインク
馬券は
馬連◎ー◯▲☆△、◯ー▲ 10点
3連複
◎ー◯▲☆△ 36点
きっと今回も前を追いかけるものなんていないはず。
差し馬優位のオークスなんて無視!
前に行ける馬、前を捉えられる馬で勝負です!
パーソナルハイの存在が心強い。
私は「普通は…」って主張する人と「普通は?」って聞いてくる人にうんざりします。
以前はきっと私も自信がなくてそうでした。
人生どんな場面でも同じ状況なんてありません。
経験は生かしつつもその時々を楽しんで、決断できる人間でいたいものですね。
来週はいよいよ日本ダービーです!!!
最後まで読んでいただきありがとうございます!