競馬の世界では、ある意味醍醐味の一つでもあります
好きな馬を応援し続ける『追い続ける』こと。
これは競馬という競技をスポーツという側面から捉えれば、ものすごく良いことです。
才能がいつか花開くと信じて待ってもいいし、勝ち続けると信じてもいい。
負けが続いても、どこかで一発いいところが観たいと信じてもいい。
頑張って走ってくれればそれでもいいと思う方もいらっしゃるかもしれません。
勝つか負けるかはもちろん大事ですが、それだけではないからです。
しかし、競馬をギャンブルという側面から捉えると、単純に『追い続けること』は一概にいいこととはいえません。
馬が走らなければ、その分お金が減るからです。
かれこれ20年以上、競馬と向き合ってきたこの期間の中で私にも追い続けた馬達がいます。
2001年のダービー馬になったこの荒々しい馬は、私に競馬予想の楽しさも難しさも教えてくれました。
馬券としてはダービーが最高潮。
ダービー以後は馬券に絡めば安く、人気でも絡めないことも少なくありませんでした。
雰囲気が大好きな馬だっただけに、馬券としては少し苦い思い出でもあります。
2003年クラシックシーズンに新春のシンザン記念を勝ったこの馬。
武豊騎手がレースに乗るたび「もう一段階のギアを持っている」と評価し続けたこの馬。
名牝トゥザヴィクトリーの兄弟ということもあり注目を集め、私も馬券を買い続けましたが…
結局、フェブラリーステークス2着など時折才能の片鱗を見せるにとどまり、「もう一段のギア」は見ることもなく晩年は馬券を買うこともなくなりました。
才能の片鱗が見えないレースがとても多かったので、馬券としてはかなり苦い思い出です。
この二頭は、当時競馬初心者であった私にとって特に印象に残った馬達です。
この二頭にいくらお金を預けたことでしょう。
競馬をギャンブルの側面から『追い続ける』のは
以前から応援していて馬券も当たっているから今回も買おう!
いつか馬券に絡む、その時は大穴馬だ!
大きくはこの2パターンかと思います。
追いかけ続けて大穴馬券を手にした方もいるかもしれませんが…
私の知る限り、そういった幸運は長続きしません。
あくまで私の個人的意見ですが、そもそも上記のような個人的思惑を持っていては、一つ一つのレースで冷静な予想はできないもの。
競馬予想は記憶と勘の勝負です。
追いかけてはいけない訳ではありませんが、ギャンブルである以上くれぐれも自分の思惑優先ではなく冷静な状況判断をないといけませんね。
私自身、アーモンドアイがあまりに強くて魅力があるからといって、彼女に拘った馬券を買い続けないようにしたいとは思っております。
全くできてませんが…
さて秋のクラシックトライアル
ローズステークスにも私が追いかけてきた、追いかけたくなる馬たちが。
クラヴァシュドール
彼女は昨年からずっと注目している力量馬です。
しかし、このブログを読んでいただいてる皆様はご存知の通り、戦績がそこそこの割には私の馬券予想に一回も貢献して貰えておりません。馬券の相性が悪いからいう訳ではありませんが、私が思うこの馬の実力よりほんの少しだけ弱い気がしてきてます。
リアアメリア
昨年の暮れには、正直相当な器と期待しましたが…
ちょっとよくいるハマれば強いタイプかもしれません。
デゼル
スイートピーステークスのパドックで初めて目にした馬体も、レースでの走りも素晴らしかった馬。
ここからの本格化まで、これからまた追いかけたいものです。
2020 ローズステークス
◎デゼル
今年の中京2000メートルの舞台もこの馬にとっては決して悪くないはず。
春からの進展は欲しいものの将来性と末脚に賭けます。
鞍上、展開、外枠どれも彼女に合いそうです。
◯クラヴァシュドール
先行できる脚質も魅力、安定感は1番です。
▲アブレイズ
まだ未知の面も多いものの、雨の影響で時計がかかればあるいは。
☆リアアメリア
ハマれば突き抜けても。
ただ、雨も内枠も間違いなくマイナスです。
△フィオリキアリ
△フアナ
△リリーピュアハート
馬券は
まず、単勝◎1点
馬連◎ー◯▲☆△、◯ー▲ 7点
◎→◯→▲☆△
◎→▲☆△→◯ 10点
雨はそこそこにいいレースが見たいですね!
今回ダメならデゼルは本番では買いません。
女性も競馬も深追いは禁物ですので。
来週はオールカマーです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!