先日、私の祖母が亡くなりました。
御歳、104歳。
まさに大往生。
最期に一目逢おうと田舎へ脚を運んだ私の事がわかったか、わからなかったか。
その翌日のことでした。
私はその日のうちに遠路都会に戻り、再び葬儀のために田舎へと脚を運びます。
あれだけ昔、苦痛に感じた長距離移動もこんな時なら苦にないものだと感じ。
いい思い出が無いと思っていた、遠い田舎も少し身近に感じます。
昔はいつでも集まっていた親族も子供達が大きく育てば疎遠にもなるもの。
100歳を超え、コロナ禍で基本面会謝絶の生活をしていた祖母はもちろん、
小さな頃から顔を知る親族達と顔を合わせるのも本当に久しぶりのことでした。
昔は日常だったことが、今の自分にとっては非日常。
変わることなく月日は流れ、人は変わらず変わっていきます。
喪主を務められた叔父ももはや80歳。
「変化を恐れず前向きに生きた母だから、こんなに長生き出来たように思う」
そう語ります。
悲しみの中に、それだけではなく長寿を労う気持ち。
長寿にあやかりおひねりも配られる。
そんなお葬式でした。
多くの方々が弔問に訪れてくださる様子、田舎暮らしでの人と人との助け合いの気持ち。
長年会っていなくとも、親しみを覚える親族の温かさ。
どれも長く生きた祖母が周囲の方々と培ってきたものなのだと深く感じた帰郷となりました。
改めて祖母に感謝し、ご冥福をお祈りいたします。
今週の毎日王冠では小頭数とはいえG1レベルの馬の出走が目立ちます。
秋の東京開催の開幕にいつも通り心が躍ります。
安田記念3着のサリオスの人気は当然として、レイパパレやポタジェはG1馬でありつつも少し評価が低い気がします。
もう一頭G1馬としてダノンザキッドも評価の分かれるところでしょうか。
そこに対抗するエプソムカップ組の2頭。
こちらの人気ははっきり言って過剰です。
可能性は感じつつも…明確にこの2頭にとってG1レースは未経験の非日常。
上記の4頭にとってG1レースは日常なんですから…
この人気差ならどちらを買ったほうが期待値が高いのかは明白でしょう!
ここでの敵は開幕週の内前有利の馬場だけ。
G2とはいえ勝負どころです!
2022 毎日王冠
◎レイパパレ
斤量?コース?
問題ないでしょう。
川田騎手とレイパパレが格上と信じています。
◯サリオス
実力は完全に上位ですが…
こちらは松山騎手との相性の悪さが気になります。
▲ダノンザキッド
適性は高い舞台で本領発揮なら。
☆ポタジェ
鞍上が後ろから運ぶと厳しいも…
作戦次第。
△レッドベルオーブ
△ノースブリッジ
馬券は
馬連◎ー◯▲☆△、◯ー▲ 6点
◎◯→▲☆△→◎◯
◎◯→◎◯→▲☆△ 16点
流れそうなここは実力通りの決着が濃厚です。
日常なのか非日常なのかどうかは問題ではないかもしれません。
これから経験して日常になるのかもしれませんしここはG2の舞台です。
それでもその差は小さくない。
私のこれまで培ったものの大きさも田舎で改めて実感できた、そんな非日常でした。
来週は秋華賞です!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!