何度かこのブログでも触れていることではありますが、私も40歳を超えてようやく自分のやりたいことや自分がどうあるべきかの基準ができてきました。
なるほど、不惑の歳とは昔の人はよく言ったものです。
自身の生活の中でそれを感じることはもちろん多いですが、仕事の場面で感じることもまた多い。
それは経験が増えて出来ることが増えたのと共に、出来なかった時の人の気持ちがわかる人間になれた事が大きいと思います。
だから、人に指示を出すことも人に教えることも私の特技となりました。
30代までの私は試行錯誤の連続でした。
しかしその経験は今の職場では役に立っています。
コロナもひと段落し、最近一気に若者が増えた今の現場で伝えていきたいこともまさにそれ。
そもそも人にものを教えるというのは難しいことです。
出来る人間は教えられなくとも見て覚えるものですが、できない子達が大半であるのが現実。
さらに言えば、自分の考えを押し付けずにきちんと大切なことを教えるなんて、なかなか出来ることではありません。
最近の若者は…なんて教えられる側のせいにしたがるバカな大人が相変わらず多いのも事実。
その事実自体は昔も今も変わりはしないのでしょうが、今の時代は少子化で若者も少ない上に若者の“働き方”の選択肢も増えていおり、根性論で押し切ろうとしても…もちろん若者はついてきません。
ではどうするのか?!
簡単です。
やったことないことができないことに腹を立てずに、やったことないことをやったことあることに一緒に変えていってあげればいいのです。
やったことないことはことはできない想定でやらせてあげればいいのです。できたら褒める。
そして、身に覚えある失敗を指さすような行為を、みんなが辞めればいいのです。
シンプルにやったことないことは誰でも出来ないんだって思い出せばいいだけなんです。
ただ現実的にこれを完璧に出来る人間はいません。
現に私も出来る自分の考えを押し付けたり、時にはかかる時間の苛立ちをぶつけてしまうこともあります。
しょうがない。ただ極力意識を持つ。
それだけで、変化はとても大きいです。
同じ悩みを持つ方いらっしゃったら、ぜひ取り組んでみてください。
意外と身に覚えのある失敗って、自分であえて思いださない限り忘れちゃうんですよね。
私、20代の頃なんて常識もなんもないダメなやつでしたもの。
教えてもらう側の気持ちがわかれば、教えることは難しくないのです。
今週は若き牝馬のレース。
阪神1600メートルが改修されてからは本格コースになったとはいえ、身に覚えのある特色はあります。
・大波乱は少ないがガチガチの決着も少ない
・のちに適性が短距離とわかる馬も好走しやすい
・穴なら先行馬
・最後方から一気の脚では頭まで届かない
・関東馬が結構走る
この辺りは身に覚えのある方々も多いはず。
自身のこの経験を忘れずに、今回の個々の馬の能力も鑑みる…教育の理論もあてはまるかもしれませんね。
予想通りに出来るかどうかもわからないところも同じです。
2021 阪神JF
◎ベルクレスタ
紙面の評価の低さ、人気のなさはむしろ買い材料。
たった3戦で立ち回りの旨さを学び、前走は見違えた走りでした。
さらに今回、うまく脚をためることが前走の経験からできるようになれば…
まず勝ち負けでしょう。
◯サークルオブライフ
前走◎を差し切った脚は本物。
デビュー戦から比べると走り方の成長も素晴らしい。
ただエンジンのかかりが遅いのは相変わらず。
突き抜けてももちろんおかしくないが、脚を余す可能性も。
ちょっと人気しすぎなきらいもありますが…
センスの良さと瞬発力。そして鞍上が何より魅力。
☆ナムラクレア
私の身に覚えのある…まさに穴馬にピッタリ!
調教の動きに加え、枠も最高では?!
△ステルナティーア
△ラブリユアアイズ
△ウォーターナビレラ
馬券は
◎ー◯▲☆△、◯ー▲ 7点
◎◯→◎◯→▲☆△
◎◯→▲☆△→◎◯ 20点
やったことないことが多い子達の集まりですし、計算は立てづらい。
才能に加えて、成長がレースで見てとれたアルテミスステークス組が私の本命です。
さて明るい将来を手にする教育を受けた馬はどの馬か?!
今年のメンバーはなんだか華があって、より楽しみですね!
来週は朝日杯FSです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!