北京五輪も既に中盤。
コロナ禍でも盛り上がりをみせるオリンピックを観ていると、
やっぱり東京オリンピックも開催されてよかったんだなってしみじみ思います。
オリンピックに賭ける選手たちの想いは観ている我々の感情を揺さぶるもの。
選手は人生を賭けているのですから当然とはいえ、どの競技も目が離せません。
オリンピック3連覇が掛かった男子フィギュアスケート羽生結弦選手の挑戦は、そんな中でも前半戦のハイライトと呼べるものだったでしょう。
日本人に限らず世界的に、少なくとも東アジア圏での彼の人気は絶大。
フィギュアスケートを普段からあまり観ない私も、多分にもれずその1人です。
ショートプログラムでの4回転ジャンプの失敗の後、
「氷に嫌われちゃったなって」
苦笑いした羽生結弦選手。
8位に終わったショートプログラムでの得点差からフリーでの大逆転は、上位の選手の実力を考えるとほぼ絶望的。
それでも周囲からの期待の言葉は彼に集中し注目は止まりません。
『君は羽生結弦なのだから』
この言葉がその全てを表していました。
私が語るまでもない羽生選手の素晴らしさ。
フィギュアスケートという競技のもつアーティスティックな側面と競技としての技術的な側面その両面のレベルの高さはもちろんのこと、
いつでも自身が羽生結弦であるという矜持を持ちセルフプロデュースを完璧にこなすプロであること。
そのオリジナリティやメンタリティこそが彼の1番の魅力でしょう。
その彼がクワッドアクセルへの挑戦を口にし、実行したこと。
我々世間は魅了されて当然でした。
ショートプログラムからフリープログラムまでの時間で、羽生選手の逆転金メダルは絶望的なんだって報道がほぼなかったように感じましたが…ある意味それも当然のことだったのかもしれません。
クワッドアクセルは練習でも降りたことがなかったのに…それでも期待されるって本当にすごいことです。
男子フィギュアスケート決勝の結果は皆さんご存知の通り。
金メダルのネイサン・チェン選手は本来の実力を遺憾なく発揮し平昌オリンピックの雪辱を果たすと共に、自身が圧倒的なNo.1であることを証明しました。笑顔と余裕のまさに完璧な演技。
銀メダルは日本の鍵山優真選手、銅メダルは宇野昌磨選手が獲得。2人の演技も本当に素晴らしかった。
最後までドラマを見せてくれた羽生結弦選手は4位。
4回転半ジャンプの挑戦は史上初の認定は受けたものの失敗に終わり、続くジャンプも失敗…
誰も諦めずに見守ったはずです。
勝負の行方なんて考えない。その必要がないから。
何が起きても羽生結弦は最後まで挑み続けることを皆わかっているから。
彼は最後までその矜持を見せつけてくれました。
たまたまの休日。リアルタイムで彼の挑戦が観れた私は幸せ者でした。
2022 京都記念
◎マリアエレーナ
ここはレベルが上がるものの今の彼女なら対応できるはず。
好枠で鞍上が思い切って乗れば…結果は出るでしょう。
◯レッドジェネシス
パワーとスピードを完備。
昨年のG1では力及ばずも、舞台は整った。
今年の飛躍の舞台になるか。
▲ラーゴム
鞍上に不安はない。
彼自身の精神面がどれだけ成長できているか次第。この舞台は得意で荒れる馬場も歓迎。
☆レッドガラン
7歳馬ながら勢いはNo.1。
距離不安があろうがここも若い鞍上が思い切って乗ってほしい。
△サンレイポケット
△ユーバーレーベン
△ジェラルディーナ
△アフリカンゴールド
馬券は
馬連◎ー◯▲☆△、◯ー▲ 8点
◎→◯▲☆→◯▲△
◯▲☆→◎→◯▲△ 36点
このメンバー実績上位2頭は苦手が予想される舞台。
勝負の行方はわからないなら、挑戦あるのみ!
若い力に期待します!
2022 共同通信杯
◎ジオグリフ
◯ダノンスコーピオン
▲ダノンベルーガ
☆アサヒ
△アケルナルスター
△ビーアストニッシド
来週はG1第一弾、フェブラリーステークスです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!