天皇賞・春の予想は正直難しい。
私もかなり迷い散らかして、いろんな考えに及びました。
何しろ出走馬中G1勝ち馬は1頭のみ。
G1連帯経験馬も2頭しかおらず。
その2頭が抜けた人気になるもの当然。
実際の実力ももちろんこの2頭が上位であることは間違いないところではあるものの、そんなにすんなり一騎討ちとはならないのも競馬でのアルアルであり…
ここもそんな予想がファンの間でなされているからこその微妙な2強のオッヅなのでしょう。
ディープボンドは1倍台もあるかと思いましたが、2倍台後半に落ち着きそうです。
悩んでいるときは誰しも1番弱い時。
仕事も人間関係だって考えすぎたら本当にうまいこと行かないものです。
私は体調悪いと感じる時や、疲れが取れない時は大抵仕事などの悩みを持っている時です。
だから考えないように寝たり、とにかく別のことを考えたりします。
きっと共感してくれる方も多いはず。
世の中の大半の方は決断が苦手。
決断はエネルギーを使いますし周りの目も気になりますから。
そんな意味では競馬ファンの皆さんは世間では決断が得意な方々でしょう。
毎週自分の予想にお金をかける決断をしているわけですから。
おかげで私は決断…得意です。
ところで今回の天皇賞。
昨年話題をさらった横山武史騎手の姿はないものの、横山和生騎手とタイトルホルダーは2番人気での出走です。
この馬の菊花賞の勝利を決めたのは横山武史騎手の逃げでした。
あの時の騎乗は素晴らしかった。
横山武史騎手の真骨頂でもある積極性と勝負勘が存分に発揮されていました。
あのスタート直後からの先頭は譲らないと押していく姿勢で勝負は決まったと私は思います。
「番手からも競馬はできる」
陣営はそう言いますし、私もそう思います。
しかし、G1を勝つにはこの馬は逃げてこそではないかとも思います。
逃げなくてもいい…それは迷いではないかもしれませんが言い訳でしょう。
それが存分に伝わる調教では積極的に買いたいとは思えません。
ましてや1枠にはいかにも積極的にいきそうなアイアンバローズも控えています。
菊花賞馬の真骨頂は発揮できるか不安です。
最も迷う必要がないのは1番人気のディープボンド。
昨年の2着馬。
作戦は決まってます。
切れる足のないこの馬はロングスパートのスタミナ勝負。
タイトルホルダーやアイアンバローズといった目標も明らかです。
昨年の有馬記念では内から抜け出す器用さもみせ、昨年からの成長も伺えます。
鞍上のスパートのタイミングだけでしょう。
踏み遅れる心配よりは、最後差される心配は付き纏います。
まさに昨年のイメージ。
2強の比較では決断できるか心配な横山和生騎手よりも焦らないか心配な和田騎手。
どちらも心配ではあるものの実績に加え、やるべきことの決まっているディープボンドは強そうです。
相手関係も考えすぎてはいけません。
迷いのない馬から買うべきです!!
2022 天皇賞・春
◎ディープボンド
◯アイアンバローズ
石橋騎手が手の内に入れてどんな競馬が見れるか楽しみです。
この枠ならどんな競馬も迷いがないはず。
▲ヒートオンビート
頼もしい鞍上で一発あるかも。
どんな時でも堅実な馬。
展開ははまりそうです。
☆ロバートソンキー
やるべきことは一昨年の神戸新聞杯と同じ。
ディープボンドについて行けばチャンスはある。
鞍上も自分の足りなさはわかっているはず。
そこが強みになる。
△マカオンドール
△テーオーロイヤル
△マイネルファンロン
馬券は
◎ー◯▲☆△ 、◯ー▲ 7点
◎→◯→▲☆△
◎→▲☆△→◯
▲☆→◎→◯▲☆△ 20点
このレースは波乱はあるのかないのか。
あるとしたらどんな波乱なのか。
散々迷う時も競馬は面白いです。
今回はあえてやることが決まっているディープボンドを本命とし、アイアンバローズが逃げると信じました。
さて、どうなることやら!?
来週はNHKマイルカップです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!